無限城での死闘、そして鬼舞辻無惨との最終決戦において、柱の多くが命を落とす中、二人は満身創痍となりながらも最後まで刃を振るい続けました。過酷を極めた戦場では、互いの背中を預け、言葉を交わさずとも阿吽の呼吸で連携する真の戦友としての姿が描かれます。
戦いが終わり、柱合会議が正式に解散される場面で描かれた実弥と義勇の笑顔のシーンは、読者の涙を誘いました。短く言葉を交わし、ふと見せた穏やかな微笑みは、すべての重荷から解放された二人の魂の救済を象徴しています。
鬼殺隊という過酷な組織の中で、多くの仲間を失いながらも生き残った二人。生き延びた者同士にしか分かち合えない痛みを抱えながら、確かな敬意と友情で結ばれた結末は、原作屈指の美しい幕引きとなりました。