視聴者が最も息をのんだのは、早朝から出勤・通学直前までのタイムテーブルの緻密な再構築だった。従来の5時台、6時台、7時台というブロックごとの緩急を徹底的に見直し、スマートフォン片手に身支度をする若年層から、長年の習慣としてテレビをつけるシニア層までを一気に惹きつける構成へと刷新されている。
特にニュース解説とエンタメ情報の切り替えスピードは目を見張る。重厚なストレートニュースを扱った直後、間髪入れずに生活密着型のトレンドをテンポよく展開する構成美。朝の貴重な数分間を奪い合うテレビ・放送業界の最前線で、視聴者を1秒たりとも退屈させない工夫が随所に散りばめられている。