怪人・島桂次の功罪|Nhk会長の衛星放送革命と国会虚偽答弁の真相

怪人・島桂次の功罪|Nhk会長の衛星放送革命と国会虚偽答弁の真相

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島桂次氏は1927年(昭和2年)、栃木県に生まれました。旧制水戸高校を経て東京大学法学部を卒業後、1949年にNHKへ入局。記者としてのキャリアをスタートさせると、持ち前のバイタリティと鋭い取材力で頭角を現し、花形である政治部のエースとして名を馳せるようになります。

取材現場において、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄といった昭和の歴代首相や大物政治家たちの懐深くへ容赦なく踏み込み、太いパイプを構築しました。相手が権力者であっても物怖じせず渡り合う姿から、いつしか周囲は畏怖と親しみを込めて「シマゲジ」と呼ぶようになります。

報道局長、専務理事、副会長といった要職を歴任する過程で、組織内外における権力基盤を強固なものにしていきました。そして1989年(平成元年)、前任の池田芳蔵氏の退任に伴い、内部生え抜きの実力者として第16代NHK会長の座に就任しました。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。