古手川祐子の原点は、1976年に開催されたカネボウ化粧品の「ミスクジラ」コンテストでグランプリを獲得したことに始まります。同年に映画『星と嵐』でスクリーンデビューを果たすと、吸い込まれそうな大きな瞳と涼やかな美貌が瞬く間に話題となりました。
特にカネボウCMで見せた眩しい笑顔と瑞々しさは、昭和の広告史に残る鮮烈なインパクトを残しました。現在でもネット上で「古手川祐子の若い頃の画像」が検索されるたび、その圧倒的な美しさに驚きと絶賛の声が上がります。
その後は本格派女優へと成長を遂げ、数々の記憶に残る代表作ドラマや映画を生み出しました。
- 映画『細雪』(1983年・市川崑監督):四姉妹の四女・妙子役を熱演。谷崎潤一郎の世界観を見事に体現し、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
- NHK大河ドラマ『春の波涛』(1985年):日本の女優第1号・川上貞奴の波乱万丈な生涯を情熱的に演じきり、国民的女優としての地位を不動のものに。
- 映画『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989年):マドンナ・江上美代役として登場し、ウィーンを舞台に渥美清演じる寅次郎と心温まるドラマを展開。
- 人気サスペンスシリーズ:『女検事・霞夕子』や『京都地検の女』など、聡明で芯の強い女性像を好演し、お茶の間の定番として長年愛された。
清純派の美少女から、複雑な大人の女性、そして芯のある母親役まで、役柄ごとに異なる輝きを放ち続けた確かな演技力が、現在の彼女に対する高いリスペクトへと繋がっています。