婚約解消後に押し寄せた激しいバッシング、そして娘の激痩せ報道や長期休業劇を経て、世間は光子を「毒親」「娘の人生を支配し壊した女」と糾弾した。しかし、当時の日本芸能界という巨大な男性主導のシステムにおいて、既存プロダクションの圧力に屈せず、たった一人で娘の権利と価値を守り抜こうとした苛烈な防衛本能こそが、あの強烈な攻撃性の正体だったという見方も強い。
光子の手腕は単なるエゴにとどまらなかった。海外クリエイターとの直接交渉や妥協のない作品選び、徹底したセルフブランディング。二人三脚で狂騒の時代を駆け抜けた日々があったからこそ、単なるアイドルアイドルした存在から、唯一無二の本格派女優への脱皮が可能となった。過剰な愛と支配は、裏表一体となって彼女たちの絆を形作っていたのだ。