なぜこれほどまでに魅力的な空間が次々と生まれているのか。その起爆剤となったのが、都市公園法の改正によって導入された公募設置管理制度、通称Park-PFIだ。
従来、自治体の限られた予算頼みだった公園整備に民間企業のノウハウと資金が直接流入。カフェやレストラン、温浴施設などの収益施設と遊具エリアが一体的にデザインされるようになった。国土交通省が推進するこの規制緩和は、地方都市から首都圏に至るまで、公園の風景を一変させた。
行政が画一的な仕様書を引く時代は終わった。民間事業者が競い合うように利用者の居心地を追求し、ファミリーが朝から夕暮れまで滞在できる滞留型の空間づくりが標準化している。