高等教育の現場でも、英語は事実上の標準言語として機能している。世界屈指の名門校であるスイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)では、学部レベルから英語による講義が数多く開講され、大学院に至っては主要プログラムの大部分が英語で提供される。世界中から優秀な研究者が集まる環境において、英語は議論を戦わせるための不可欠な道具なのだ。
日常のメディア消費スタイルも英語力向上を後押しする。若い世代を中心に、Netflixで英語圏の映画やドラマを英語音声・英語字幕のまま鑑賞することが定着しており、YouTubeでの情報収集や娯楽消費も英語コンテンツが大きな割合を占める。大量の自然なインプットが、教科書では得られない生の口語表現や高いリスニング能力を日々鍛え上げている。