長い歴史を誇る学校法人親和学園が下した共学化の決断は、大学関係者の間で大きな衝撃をもって受け止められた。明治の女子教育黎明期から培ってきた伝統の重みを尊重しつつ、時代の要請に応えるための「共学化・学部改組プロジェクト」は、緻密かつ迅速に進められた。
この大改革の舵取りを担った元学長の三好篤子氏が築いた教育基盤を受け継ぎ、現学長の友清九十九氏のもとで大学改革はさらなる深化を遂げている。文部科学省が求める「社会のニーズに応える高度人材の育成」にいち早く呼応し、学部・学科の枠組みを再定義した。伝統にあぐらをかくことなく、自ら解体と再構築を選んだ経営判断が、いま功を奏している。