2026年春に発表された「株式会社嵐」の設立。そしてSTARTO ENTERTAINMENTとの新たなエージェント契約体制への移行は、大野智を取り巻く環境にも大きなパラダイムシフトをもたらした。これまで旧事務所が一括管理していた権利関係やプロジェクト推進において、メンバー自身が主体的な意思決定権を持つ構造へと舵が切られたからだ。
名目上の取締役として名を連ねる大野だが、この新会社設立の背景には「自分たちのペースで、自分たちの責任において未来を選択する」という強い決意があった。宮古島での自由な活動と、グループとしてのアイデンティティ保持。この二つは決して矛盾するものではなく、新体制の確立によってむしろ理想的なバランスで両立しうる環境が整ったといえる。