抱っこ紐を購入した際、多くの人が直面するのが抱っこ紐の水通しの必要性です。結論から言えば、赤ちゃんの安全と健康を最優先に考えるなら、使用前の水通しを行うのが理想的とされています。
新生児の皮膚の厚さは大人の約半分しかなく、バリア機能が極めて未熟です。新品の布製品には、製造工程や保管・輸送時に付着する微細なホコリ、生地のパリッとした質感を保つための加工糊、さらには防虫・防縮目的で使用される微量のホルムアルデヒドが付着しているリスクがゼロではありません。これらが未熟な肌に触れると、接触性皮膚炎や湿疹の引き金となる場合があります。
さらに、赤ちゃんは抱っこ紐に収まっている間、肩ベルトや本体の縁を頻繁になめたりしゃぶったりします。「よだれカバーをつけるから大丈夫」と考えていても、隙間から本体の生地に口が直接触れる場面は多いため、あらかじめ水洗いして有害物質や余分な染料を洗い流しておくことが安心につながります。