下請けの枠を飛び出し、自ら作ったアイテムを直接買い手に届けることこそが高収入への最短ルートだ。日本のハンドメイド市場は成熟期を迎え、質の高い作品には相応の対価を払うファンが定着している。
国内であれば、minneやCreemaといった大手プラットフォームが堅実な足がかりになる。写真の撮り方、作品の世界観、丁寧な梱包。これらを徹底するだけで、同じ編み図から生まれた作品でも価格は2倍以上に跳ね上がる。
さらに現在、大きな利益を生み出しているのがEtsyなどを活用した越境販売だ。日本の精緻なかぎ針編み技術や、繊細な色使いの編み小物は海外で「ジャパン・クオリティ」として熱狂的に支持されている。国内では3,000円が限界の作品が、海外市場なら10,000円超で取引されるケースも珍しくない。英語の自動翻訳ツールを味方につければ、販路は一気に世界へと広がる。