ギターを演奏するための楽譜には、タブ譜以外にもいくつかの種類が存在します。「ライブUtaTen」の音楽解説でも指摘されている通り、それぞれの楽譜には固有のメリットとデメリットがあり、目的によって使い分けるのが合理的です。各楽譜の特徴と情報量を比較しました。
初心者がタブ譜で最もつまずきやすい落とし穴がタブ譜リズム音符の長さの把握です。数字だけを追っていると「どのタイミングでどの長さだけ音を伸ばせばいいのか」が分かりません。市販のバンドスコアや正式なタブ譜では、数字の下(あるいは五線譜側)に音符の棒(符尾や旗)が描かれています。
- 4分音符:単純な一本の棒が数字の下に伸びている状態(1拍の長さ)。
- 8分音符:棒の先端に旗が1本付いている、または隣の音と横棒1本で連結されている状態(0.5拍)。
- 16分音符:棒の先端に旗が2本付いている、または横棒2本で連結されている状態(0.25拍)。
- 付点音符:数字の右横に点が付いており、その音符の「1.5倍」の長さを保持する指示。
数字を見て左指のポジションを決め、符尾の形状を見て右手のピッキングリズムを刻む。この「左手(位置)と右手(時間)」の分担を意識することが、スムーズな演奏への近道です。