彼を象徴するトレードマークといえば、目を引く赤い仮面とハンチング帽子だ。一度見たら忘れられないあのビジュアルの裏には、実は極めて現実的かつ筋の通った理由が存在する。
かつて彼はお笑いコンビ「ゲッターズ」を結成し、本名の飯田延孝としてワタナベエンターテインメントに所属するお笑いタレントだった。コンビ解散後、無償で約6万人以上を鑑定し続ける中で見出したのが、「顔を出して有名になると、プライベートで気軽に占いを行えなくなる」という課題だった。街中や飲食店で声をかけられた際、素顔のままでは占いに集中できず、相談者との対等な関係が崩れてしまう。そこで考案されたのが、変装によって個人のアイデンティティを一時的に遮断する手法だった。
噂される「素顔写真の流出」についても真相はシンプルだ。若手芸人時代の飯田延孝としての写真や、初期のメディア露出時の画像がネット上に残っているに過ぎない。本人が隠しているのは過去の自分ではなく、あくまで「現在の鑑定士としてのプライバシー」なのだ。