行政のデジタル化が加速した現在、国が提供するマイナポータルと各務原市のシステム連携により、自宅や外出先から24時間いつでも完結できる手続きが劇的に増加した。最も利便性が高まったのが、他市区町村からの引っ越しに伴う「転出届」と「転入予定の事前連絡」だ。これにより、前住所地の役所へ直接出向く必要がなくなり、新住所地である各務原市役所での手続きも大幅に短縮される。
子育て世帯や福祉関連の手続きにおいてもオンライン化の波は著しい。児童手当の現況届や支給申請、保育所の入所申込み手続き、さらには各種医療費助成の申請などがマイナポータル経由で電子申請可能となっている。マイナンバーカードとスマートフォン(カード読み取り対応機種)さえあれば、手書きの申請書作成や添付書類の複写作業といった煩わしい手間から解放される。
このように行政サービス全般のオンラインシフトが進んだことで、市役所の物理的な窓口を訪れる必要性自体が激減している。来庁者の絶対数が適正化された結果、どうしても窓口での対面相談が必要な高齢者や複雑な相談を抱える市民に対しても、職員が一人ひとり丁寧に対応できる環境が整い、サービス全体の質的向上へとつながっている。