度重なる大規模補導と治安強化策により、東急歌舞伎町タワー周辺のランドスケープは激変しました。
現在、シネシティ広場周辺には物理的なバリケードやフェンスが設置され、夜間の座り込みが厳しく制限されています。さらに、警察官による24時間体制の定時パトロールや防犯カメラの増設、民間警備員による監視が徹底され、かつてのように広場中央に大人数が車座になって滞在する光景は激減しました。
しかし、問題が根本的に消滅したわけではありません。警察の取り締まり強化によって、若者たちは歌舞伎町内の路地裏、大久保公園周辺、ラブホテル街の雑居ビル、ネットカフェへと潜行しています。さらに、大宮や横浜、上野、大阪・ミナミの「グリ下」、名古屋・栄の「ドン横」など、地方主要都市の繁華街へコミュニティが分散・流出する現象が起きており、監視の目が届きにくい場所での地下化が新たな課題となっています。