吉高由里子が演じた役名は、警視庁捜査一課の新人女性刑事・岸谷美砂(きしたに みさ)です。帝都大学法学部を卒業したキャリア志向の強いエリートであり、プライドが高く自信家、物言いがストレートで負けず嫌いという、前任の内海薫とは正反対のキャラクター造形がなされていました。
放送開始直後、SNSや視聴者掲示板では賛否両論の嵐が巻き起こりました。内海薫の親しみやすさに慣れていた視聴者から「態度が生意気」「セリフが早口でうるさい」といったネガティブな反応が一部で噴出したのも事実です。
しかし、物語が進むにつれて視聴者の評判は劇的に好転していきます。湯川の偏屈な理屈に全力で反論し、時には地団駄を踏んで悔しがるコミカルな表情や、難事件の真相に触れた際に見せる繊細な戸惑いなど、吉高由里子の豊かな表現力が岸谷美砂というキャラクターに愛嬌と立体感を与えました。中盤以降は「湯川先生とのテンポ感が最高」「生意気だけど憎めなくてかわいい」という支持が圧倒的多数を占めるようになりました。