都市伝説の検証を進める中で、多くの消費者が勘違いしている「盲点」がいくつか浮き彫りになってきました。特に注意すべき2つの誤解を整理します。
第1の誤解は、「すべてのガリガリ君に当たりが存在する」という思い込みです。実は、当たり棒が存在するのは「ガリガリ君 ソーダ」「コーラ」「グレープフルーツ」といった希望小売価格80円前後のスタンダードな単品(ノベルティ)シリーズに限られます。スーパーで販売されている「6本入りマルチパック」や、高価格帯の「大人なガリガリ君」「ガリガリ君リッチ」シリーズの多くは、パッケージに印刷された応募券やQRコードを用いた「キャンペーン懸賞方式」を採用しており、スティック自体に「1本当たり」の文字は刻印されていません。
第2の誤解は、「冷凍庫を物色して外袋を強く押せば、スティックの文字が読める」という危険な噂です。パッケージ越しにアイスの先端を無理に触診・圧迫する行為は、包装を破損させるだけでなく、アイスを溶かし商品価値を著しく損ねる営業妨害行為に該当します。前述の通り、棒の刻印位置はアイスの深部(氷の中)に埋設されており、外側から物理的に触って判別することは100%不可能です。