龍虎塔へのアクセスにおいて、初心者が最も陥りやすい落とし穴が高鉄(台湾新幹線)の「新左営駅」と、台湾鉄道(在来線)の「左営駅」の混同です。両駅は直線距離で約1.5キロメートル離れており、目的地への移動ルートが異なります。
台北から新幹線で到着した場合、新左営駅西口のタクシー乗り場からタクシーを利用するのが最も確実です。所要時間は約5〜8分、運賃の目安は120〜150台湾元(日本円で約600〜750円)と極めてリーズナブルです。公共交通機関を利用する場合は、駅前から発着する市内バス(紅51線または301線)に乗り、「蓮池潭(勝利路)」停留所で下車すると徒歩すぐで到着します。一方、高雄駅方面から在来線を利用する場合は、左営(旧城)駅で下車すれば、湖畔の風情を感じながら徒歩約10〜12分で龍虎塔へアクセス可能です。
気になる営業時間と入場料ですが、敷地内への入場は基本的に自由で、塔への入場料も完全無料となっています。ただし、内部の螺旋階段を登って階上へアクセスできる開門時間は、おおむね午前8時00分から午後17時30分(夏季は18時00分頃まで)に設定されています。施設維持は向かいにある本廟「慈済宮」の信徒による寄付とお布施によって賄われているため、龍の口をくぐる手前にある喜捨箱に少額の寄付(10〜50台湾元程度)を納めるのが現地の敬虔なマナーです。
日没後の景観も見逃せません。蓮池潭一帯は夜間になるとライトアップが施され、湖面に金色の光を放つ龍虎塔のシルエットが浮かび上がります。夜景の点灯時間は日没から21時00分頃まで。昼間の鮮やかなコントラストとは打って変わり、幽玄かつ神秘的な雰囲気に包まれるため、夕暮れ時から夜にかけての時間帯を狙うプランも有力な選択肢です。