PRIDEの激闘から年月が経った2017年5月、高山善廣を悲劇が襲います。プロレスの試合中に回転エビ固めを試みた際、頭部からマットに落下。頸髄完全損傷という極めて重い大怪我を負い、首から下の自由を奪われる事態となってしまいました。
一時は人工呼吸器を装着し、自力呼吸すら困難な絶望的状況に直面しましたが、「帝王」の闘志は決して消え失せませんでした。過酷を極めるリハビリテーションを続け、現在では顎の動きで操作する電動車椅子を操り、SNSやブログを通じて自らの肉声や思いを精力的に発信し続けています。
周囲のサポートを受けながら懸命に前を向く高山の姿は、かつてリングで見せた不屈のファイトそのものであり、今なお多くの人々に勇気を与えています。