容姿バッシングの中でも、特にネット上で長年執拗に語られ続けたのが「鼻」に関する話題でした。小鼻がやや上を向いた特徴的な形状に対して、心ないユーザーからは「鼻の穴が目立つ」といった中傷が寄せられ、さらには過去の写真と比較して「鼻の形が変わったのではないか」「プロテーゼを入れているのではないか」といった整形疑惑まで浮上する事態となりました。
これに対し、高橋真麻が見せたリアクションは一般的な芸能人のそれとは一線を画していました。事務所を通じて抗議したり沈黙を守ったりするのではなく、テレビ番組や自身の公式ブログで自らその話題に踏み込んだのです。「よく鼻のことを言われますが、生まれつきこの形です」「整形するならもっと綺麗に高貴な鼻にしています!」と笑い飛ばし、疑惑を一撃で粉砕しました。
さらに世間を驚かせたのが、自身のブログで度々公開されるすっぴん画像です。多くのタレントが巧妙な照明や美肌フィルターを駆使した「自称すっぴん」を投稿するなか、彼女は正真正銘の無加工、時には子育てや仕事で疲れ切ったリアルな素顔を堂々とアップロードしました。「これが現実」「クマもシミも隠しません」とあっけらかんと披露するそのスタンスは、かつて彼女を揶揄していたネットユーザーの毒気を完全に抜く結果となりました。隠すからこそ叩かれるというネット心理を熟知していたかのように、ありのままを晒け出すことで、疑惑や悪意そのものを無力化させたのです。