近年、高梨臨が主演・ヒロインとして挑んだ作品群は、どれも強い個性と中毒性を持つものばかりです。その中でも特に大きな話題を呼んだ代表作を振り返ります。
『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(テレビ東京系、2026年)では、主人公の日野美咲役で主演を務めました。最愛の息子を失った母親が、夫の過失と裏切りを知り、絶望の中で緻密な復讐計画を実行していくというヘビーな役どころです。悲哀、怒り、狂気、そして微かな良心の間で揺れ動く凄まじい心理描写を怪演し、深夜ドラマ枠ながらTVerなどの配信ランキングで上位を席巻しました。
一方、テレビ朝日系オシドラサタデー『単身花日』(2026年)では、主人公の初恋の相手であり、どこか謎めいた雰囲気をまとう人妻・西田由紀役を艶やかに演じました。単身赴任先で繰り広げられる四角関係サスペンスの中で、妖艶さと儚さを絶妙なバランスで表現し、視聴者の考察欲を強く刺激しました。
さらに遡れば、読売テレビ・日本テレビ系『恋がヘタでも生きてます』(2017年)でのキャリアウーマン役など、恋愛ドラマの王道ヒロインとしても実績を残しており、作品のジャンルを選ばない万能ぶりが際立ちます。