名作の復権を決定づけたのは、近年のデジタルアーカイブ化の急速な進展だ。NetflixやU-NEXTといった主要な動画配信プラットフォームで当時のドラマや関連アーカイブがHDリマスターで配信されたことを契機に、若い世代の接触機会が爆発的に増加した。
日本音楽著作権協会(JASRAC)の登録データを見ても、カバー演奏やストリーミングでの利用申請数は右肩上がりの推移を見せている。海を越えて世界中の音楽愛好家がディグ(発掘)を進めるなか、日本の70年代カルチャーを象徴するマスターピースとして、確固たるポジションを築き直しているのが現在の状況だ。