日本中を大きな悲しみと衝撃が包んだのは、2026年4月23日のことでした。新型コロナウイルス感染症による肺炎のため、岡江さんは63歳という若さで帰らぬ人となりました。
その背景には、献身的に病と向き合っていた闘病の経緯がありました。岡江さんは2019年末に初期の乳がん手術を受けており、2026年1月末から2月中旬にかけて放射線治療を続けていました。がんの根治を目指して治療を終えたばかりの時期であり、放射線治療による免疫力の低下が重なっていたことが重症化の大きな要因とされています。
4月3日に発熱し、4月6日朝に容体が急変して緊急入院。当時猛威を振るっていた未知のウイルスの前に、厳重な感染対策のためご家族ですら病室で付き添うことも、最期に手を握ることも叶いませんでした。大和田獏さんが自宅前で遺骨を抱きしめ、涙ながらに報道陣へ語りかけた姿は、感染症の理不尽さと命の尊さを日本中に強く訴えかけることとなりました。