東京・神楽坂にオープンした日本第1号店は、単なるスイーツの販売拠点ではなく、日仏の文化交流を象徴するランドマークとして定着した。石畳の路地が続く神楽坂の情緒溢れる街並みと、パリのアトリエをそのまま切り取ってきたかのような店舗装飾が見事な調和を見せている。
2026年現在、東京のパティスリーシーンではテイクアウト専門の省スペース店舗が増加する一方、同店のような「空間体験そのもの」を提供するクラシックな店舗価値が見直されている。フランスの本店と同じ大型のクリスタル・シャンデリアが掲げられた店内は、ヨーロッパの贅沢なサロンを彷彿とさせ、多忙な日常を忘れさせる非日常的な没入感をもたらしているのだ。