この事件は、日本の芸能界全体に計り知れない緊張感を走らせた。とりわけ、SNSを主戦場として自己プロデュースを行ってきたお笑い芸人や若手タレントたちは、発言の重みとアルゴリズムの怖さを再認識させられることとなった。
バラエティ番組の現場では、番組スタッフから出演者に対して「私的なアカウントであっても他者への言及には細心の注意を払うように」との通達が相次いだ。フワちゃんが築き上げた「自由奔放で何をやっても許されるトリックスター」という特異なポジションは、彼女自身の失策によって自壊しただけでなく、バラエティにおける過激なプロレス的掛け合いそのものを萎縮させる結果を生んでしまった。