制度の成熟に伴い、消費者の狙い目は明確なシフトを見せている。かつての贅沢品志向から、毎日の生活費を直接押し下げる実用派への移行だ。高還元率返礼品として特に絶大な人気を誇るのが、ブランド牛の切り落としや、増量パックの豚肉・鶏肉である。訳あり(サイズ不揃いや小分け未対応)として提供される大容量の米や肉は、味に一切の妥協がなく、家計を預かる世代にとって最強の選択肢となっている。
見落とせないのが、トイレットペーパーやBOXティッシュ、洗剤といった日用品の定期便だ。保管スペースさえ確保できれば、数ヶ月間にわたり生活必需品の購入費をゼロに近づけられる。さらに隠れたおすすめとして注目を集めているのが、地方の小規模メーカーが手掛けるクラフトビールや職人仕込みの調味料、あるいは地元の温泉宿泊券といった体験型返礼品だ。知名度こそ高くないものの、還元率換算で極めて満足度が高い逸品が隠されている。