2009年4月、約5年間の婚姻生活に終止符を打ち、正式に離婚が発表されました。その際、一部の週刊誌やワイドショーで大々的に取り沙汰されたのが、いわゆる「パーティーでの土下座要求報道」でした。
報道では「夫が嫉妬心から冨永さんに人前で土下座を強要した」といったショッキングな内容がセンセーショナルに書き立てられ、ネット上でも憶測が拡散。しかし、後に冨永さん本人が著書『あい だいまこと』やテレビ特番の告白で語った現場のディテールは、メディアの過激な切り取りとは異なるものでした。
夫婦間の口論や感情的な衝突があったことは事実であるものの、本質的な離婚の引き金となったのは「土下座」といった単一のトラブルではありません。根本にあったのは、「世界で闘うモデルとしての自己」と「家庭内の妻・母としての役割」との乖離、そして夫婦として目指す将来像の決定的な不一致でした。話し合いを重ねた末、お互いの尊厳と息子の将来を最優先に考えた上での前向きな決断だったと明かされています。