一般公開が行われていた当時、総火演の入場券は国内のあらゆるイベントの中でもトップクラスの入手困難度を誇っていました。
往復はがきやインターネットを通じて行われていた富士総合火力演習チケットの応募方法では、毎年過酷な抽選が繰り広げられていました。特に2010年代後半から2026年代初頭にかけては、ミリタリーファンのみならず一般の観光客や家族連れも殺到し、当選倍率が約20倍から最高で30倍近くにまで跳ね上がった記録が残っています。
当時の総火演チケットの応募条件には、青少年層への理解促進を目的とした「青少年券(29歳以下)」や「一般券」などの区分が設けられ、少しでも若年層の当選確率を優遇する施策なども取られていました。それでも「10年連続で落選した」という声が珍しくないほどの過熱ぶりでした。