境内を歩き終えた後、本殿脇の鳥居を抜けて吉田口登山道の起点へと足を踏み入れた。土埃の匂いと湿った苔の香りが混ざり合う山道は、かつて白装束の道者たちが「六根清浄」を唱えながら登っていった生きた遺構だ。
北口本宮冨士浅間神社を訪れるなら、朝霧が立ち込める早朝の参拝を強く勧めたい。澄み切った空気の中で木漏れ日が参道に差し込む光景は、息をのむほどに神々しい。参拝前の心得として、派手な行動やマナーを欠いた撮影は控え、神域に対する真摯な敬意を払うこと。歴史と神々の息吹に身を委ねたとき、日常を力強く生き抜くための確かなエネルギーが身体の奥底から湧き上がってくる。 (出典: 北口 本宮 冨士 浅間 神社(Yahoo!ニュース))
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