近年の山歩きにおいて、事前の情報収集や計画立案の主役となっているのがスマホアプリの存在だ。登山者の間でおなじみとなったYAMAPやヤマレコの活動日記を覗くと、リアルタイムの残雪状況や高山植物の開花傾向、さらには登山口の混雑ピーク時間まで詳細なデータが得られる。
アプリのユーザー動向を分析した登山ルートガイドによれば、定番の上日川峠周回ルートだけでなく、静寂を求めて丸川峠を経由するバリエーションコースを選ぶハイカーも増えている。丸川峠ルートは静かなコメツガの森林歩きが魅力的で、人混みを避けてゆったりと山と対話したい中級者以上に支持されている。自身の体力レベルやその日の気象条件に合わせて、こうしたアプリの最新トラックデータを上手にフィードバックすることが、安全でスマートな山行につながる。