ネット上の噂では、建設予定地として「山梨県の河口湖畔」「山中湖の森林地帯」「静岡県側の御殿場・富士宮周辺」など具体的な地名が次々と挙げられました。しかし、これらの地域にタワーを建設しようとした場合、日本の厳格な環境・景観関連法規という決定的な壁に直面します。
富士山周辺は環境省が所管する富士箱根伊豆国立公園に指定されており、特に富士山周辺は「特別保護地区」および「第一種〜第三種特別地域」に細分化されています。これらのエリアでは、工作物の新築や改築に対して極めて厳しい高さ制限と色彩基準が課されています。
山梨県の「富士山景観形成地域条例」や各市町村の景観計画基準に照らし合わせると、第一種低層住居専用地域や自然保護エリアにおける建築物の高さは概ね10メートルから15メートル以下に制限されています。数百メートルに達するような展望タワーや奇抜なデザインの巨大構造物は、開発許可の事前協議の段階で門前払いとなるのが法的な現実です。