こうした雑貨ブームは偶然の産物ではない。釜山広域市と釜山観光公社は近年、ローカルブランドの育成と観光産業の融合に巨額の予算を投じてきた。地域の若手クリエイターがデザインした工芸品や雑貨をブランド化し、ポップアップストアを各地に展開している。
さらに韓国観光公社との連携により、旅行者がスムーズに買い物できるよう即時免税(Tax Refund)システムの導入店舗が急増した。かつてはデパート中心だった免税手続きが、路地裏の小さなデザイン雑貨店でもパスポート提示だけでその場で完結する。インバウンド観光業の進化が、買い物体験のストレスを劇的に軽減している。