現地取材や購入者の声を集約すると、食べ方と保存方法に関して致命的な誤解が多く見受けられます。最も多い失敗が「笹の葉をすべて剥がしてから切ってしまう」事例です。
ますのすし 食べ方 切り方の正解は、「笹の葉を付けたまま、裏返して付属のプラスチックナイフで放射状に切る」ことです。笹の葉をまとわせた状態で包丁を入れることで、米粒が刃に付着せず、断面が崩れるのを防ぐことができます。また、切り分けた後も笹が乾燥を防ぎ、手を汚さずにワンハンドで食すことが可能になります。
さらに注意すべきはますのすし 賞味期限と保存環境です。製造日を含めて約2〜3日(冬季は3日、夏季は2日程度)が一般的ですが、「冷やした方が長持ちする」と考えて冷蔵庫に入れるのは厳禁です。酢飯に含まれるデンプンは0〜4℃の温度帯で急速に「β化(老化)」を起こし、パサパサのボロボロに硬化してしまいます。直射日光を避けた15℃〜20℃前後の涼しい常温で保管することが、酢飯のもっちりとした粘りと鱒の脂の融点を保つ絶対条件です。