二人の出会いは、2001年まで遡る。女性誌『an・an』の企画において、当時18歳で高校卒業を迎えたばかりの吹石一恵を、写真家としても高い評価を得ていた福山雅治が撮影したのがすべての始まりだった。当時から圧倒的な透明感と芯の強さを感じさせていた吹石に対し、福山は周囲にそのポテンシャルを高く評価する言葉を残していたという。
それから数年の時を経て、共通の知人を介して再会を果たした二人は自然な形で意気投合。吹石の父親である元プロ野球選手の吹石徳一氏から受け継いだまっすぐで誠実な人柄と、飾らない素朴な価値観が、多忙を極める福山の心を次第に解きほぐしていった。夜の繁華街でのデートを一切避け、自宅で静かに料理や会話を楽しむ時間を重ねることで、二人は誰にも邪魔されない深い絆を育んでいったのだ。