富山県軟式野球連盟の組織力は、県内各地域に根ざした強固な支部ネットワークによって支えられています。富山市、高岡市、新川地区(魚津・黒部・滑川・下新川)、射水市、氷見市、砺波地区(砺波・南砺・小矢部)など、各支部一覧に属する役員や審判員の尽力によってグラウンドが維持されています。
現場取材で見えてきたのは、少子化と地域過疎化という課題に直面しながらも、柔軟な組織改編で野球環境を守ろうとする指導者たちの姿です。特に学童部(少年野球)においては、単独小学校区での9人確保が困難なケースが増加したことを受け、複数校による合同チームの編成や広域クラブチームの加盟が大幅に緩和されました。
「昔のように『1校1チーム』にこだわっていては子どもたちのプレー機会が奪われてしまう。合同化や広域募集を柔軟に認める連盟の判断は現場として非常に助かっている」と語る学童指導者の声の通り、連盟側の柔軟なルール運用が競技人口の極端な減少に歯止めをかけています。