腹腔鏡手術の傷跡は消える?術後1年の経過とへそ変形・ケロイド予防策

腹腔鏡手術の傷跡は消える?術後1年の経過とへそ変形・ケロイド予防策

腹腔鏡手術の傷跡は消える?術後1年の経過とへそ変形・ケロイド予防策について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

Q1:腹腔鏡手術の傷跡は何年経っても消えませんか?
A1:一度メスが入った皮膚組織が完全に「消失」することはありません。ただし、術後半年から1〜2年をかけてコラーゲン組織が再構築され、赤みが抜けた白くて細い「成熟瘢痕」へと変化します。多くの場合は日常の視線ではほとんど気付かれないレベルに落ち着きます。

Q2:アトファインテープはいつまで貼り続けるべきですか?
A2:臨床データ上、真皮のコラーゲン産生が最も活性化し、創部に伸展張力がかかりやすい「術後3ヶ月間」は貼り続けることが推奨されます。ケロイド体質の方や、3ヶ月時点でまだ傷口に赤みや硬さが残っている場合は、術後6ヶ月まで継続することでより美しく仕上がります。

Q3:へその奥がチクチク痛み、変な臭いや浸出液があるのは異常ですか?
A3:変形だけでなく、悪臭を伴う浸出液や明らかな発赤、熱感がある場合は、創部感染やへその奥に皮脂・垢が溜まって炎症を起こす「臍炎(さいえん)」、あるいは稀に縫合不全や臍ヘルニアの兆候が疑われます。自己判断で消毒や綿棒での強引な掃除は行わず、速やかに手術を受けた病院を受診してください。

Q4:術後の傷跡ケア中に日焼け止めを塗っても良いですか?
A4:創部が完全に塞がっていれば日焼け止めの使用自体は問題ありませんが、化学物質の刺激でかぶれるリスクがあります。術後数ヶ月の未成熟な期間は、クリームを直接塗るよりも、UVカット機能を持つ医療用保護テープ(アトファインなど)を貼って物理的に紫外線を遮断するケアが最も安全で効果的です。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。