昭和から平成初期にかけてメディアが植え付けた「チェックシャツにノーメイク、リュックサック」というオタクのパブリックイメージは、現代の腐女子には全く当てはまりません。腐女子の偏見と現実のギャップは年々広がりを見せており、初対面でオタクだと見抜くことは困難を極めます。
現在のカルチャーシーンにおいて、アニメやマンガ、BL作品を嗜むことは特別なことではなく、ひとつのライフスタイルとして定着しました。情報感度が高く、SNSで美容やファッションの最新トレンドを日常的に浴びている彼女たちは、むしろ平均以上に身だしなみへ気を配る傾向があります。一般的な女性と見た目のクオリティにおいて境界線は存在せず、「おしゃれで仕事もできる女性が、実は深いオタクだった」というギャップこそが日常のリアルです。