生存を果たしたとはいえ、義勇が辿った最終決戦の道程は過酷を極めました。無限城内では上弦の参・猗窩座と激突し、炭治郎と共に極限の死闘を展開。この戦いで水柱の痣を発現させ、日輪刀を赤く染める「赫刀(かくとう)」を顕現させるなど目覚ましい活躍を見せましたが、防御を破られ日輪刀を折られるなど極限まで追い詰められます。
さらに地上に出てからの鬼舞辻無惨戦では、無惨の広範囲に及ぶ猛攻から仲間をかばい続け、激しい衝撃波と刃の嵐に巻き込まれました。その結果、義勇は右腕を切断される致命傷を負ってしまいます。利き腕を失い、毒に蝕まれながらも、左手一本で刀を握り直して炭治郎を支え続けた姿は、多くの読者に「ここで命を落とすのではないか」という強い緊張感(死亡フラグ)を与えました。しかし義勇は驚異的な精神力と生命力で耐え抜き、最後まで戦線を離脱することなく生き残ったのです。