歴史ファンを魅了してやまないのが、会津若松エリアに広がる史跡の数々だ。難攻不落の名城と称された「鶴ヶ城」は、赤瓦の天守閣が美しく映える城下町のシンボル。幕末の戊辰戦争における壮絶な歴史を今に伝え、敷地内を歩けば当時の武士たちの息遣いが聴こえてくるかのようだ。
少し足を伸ばせば、江戸時代の宿場町の面影をそのまま残す「大内宿」が広がる。茅葺き屋根の家々が立ち並ぶ街並みは、まるで時代劇の世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えるほどだ。名物の長ネギを箸代わりに食べる高遠そばを味わう体験も逃せない。
さらに、猪苗代湖のほとりには千円札の肖像で知られる世界的細菌学者「野口英世」の生家や記念館が存在する。幼少期に負った火傷の苦難を乗り越え、世界的な研究に生涯を捧げた彼の軌跡に触れるスポットとして、今なお多くの学術ファンや旅行者が足を運んでいる。