仏壇の魂抜きから最終処分までにかかる総費用を少しでも圧縮したい場合、いくつかの実践的なアプローチがある。
第一の裏ワザは、「年忌法要や祥月命日の法事と魂抜きを同じ日時にまとめる」手法だ。四十九日法要や一周忌などのタイミングに合わせて仏壇の閉眼供養を同時に執り行えば、僧侶を呼ぶ回数が1回で済む。お布施を完全に折半できるわけではないが、個別に呼ぶ場合と比べて御車代や準備の手間を丸ごと削減できるため、数万円単位の節約につながる。
第二に、処分業者の徹底した相見積もりだ。仏壇の引き取りは葬儀社、不用品回収業者、仏具店など依頼先が多岐にわたる。供養証明書の発行や適正な最終処分を確実に行うなら、全国組織である「全日本宗教用具協同組合」に加盟する仏壇店や、株式会社鎌倉新書が運営する「いい仏壇」などのポータルサイトを活用して条件を比較するのが賢明だ。魂抜きから引き取り処分までをワンストップのパッケージプランで提供している事業者を選べば、個別に手配するよりも割安になり、手続きの手間も激減する。