テレビの中継映像を見ながら即座にジャンプの種類を見分けるには、いくつかの決定的なチェックポイントがある。実況や解説の言葉に耳を傾けつつ、選手の踏み切り直前の姿勢に注目するのがコツだ。
第一のポイントは、「前を向いて踏み切ったか」だ。正面を向いて跳んだなら100%アクセルである。第二のポイントは、「つま先(トウ)を氷に突いたか」。足を振り上げて踏み切ればエッジ系(サルコウやループ)、足の後ろでトウをトントンと突いて跳べばトウ系(トーループ、フリップ、ルッツ)となる。
さらにトウ系の中でフリップとルッツを見分けるには、跳ぶ直前の進入軌道を見る。弧を描いて内側に倒れ込みながら跳べばフリップ、直前に逆方向へぐっと体重をかけて外側エッジを維持していればルッツだ。フジテレビなどの映像中継ではスーパースロー映像が流れるため、この足元のエッジの傾きに注目すると観戦の面白さが爆発的に増すはずだ。