決定的なターニングポイントとなったのは、やはり電撃的な結婚と、それに続くわずか105日での離婚発表だった。メディアの過剰な取材やストーカー行為から相手を守るため、という大義名分があったとはいえ、この一連の騒動は世間に強い違和感を残した。それまでベールに包まれていたプライベートが、最も極端な形で露出してしまったからだ。
この騒動により、彼を「悲劇のヒーロー」として擁護する声と、「あまりにも世間離れした対応だ」と批判する声に世論は真っ二つに割れた。守るべきパートナーの存在を公にしながらも、最終的にはその関係を維持できなかったという結末は、彼の「完璧な男」というイメージに決定的なヒビを入れることになった。