香川照之が進学したのは、東京大学の文科三類から進む文学部社会心理学科(現・人文学科社会心理学専修課程)です。東大の文科各類における偏差値は67.5〜70.0前後と国内トップに位置しており、単なる暗記力だけでは太刀打ちできない思考力が求められます。
彼が専攻した社会心理学とは、集団の中における人間の心理状態や行動パターン、メディアが社会に与える影響などを科学的に分析する学問です。大学時代に培われた「人間観察の視点」や「感情のメカニズムを論理的に読み解く力」は、後に映画やドラマで見せる鬼気迫る怪演や緻密なキャラクター作りの大きな土台となっています。