大手ECモールのレビュー、SNS上の育児コミュニティ、質問サイト(Yahoo!知恵袋など)に寄せられた数百件の投稿を精査すると、カタログスペックだけでは分からない「購入後のリアルな現実」が浮かび上がってきます。
ポジティブな評価で最も目立つのは、「親のスマホを奪われるストレスからの解放」と「クリエイティビティの発揮」です。
「外出先や外食時に本物のスマホを触りたがって大泣きしていた2歳の娘に、アンパンマンのスマホを与えたところ、自分から耳に当てて『もしもし』とご機嫌でおしゃべりするようになった。親の画面ロックを解除される心配がなくなり精神的に本当に救われた」(30代母親・SNS投稿より)
また、子供用スマホおもちゃのカメラ付きモデルを購入した小学生の保護者からは、「子供独自の視点で撮影された家族写真やペットの動画が残せる」「友達同士で通信機能を使ってメッセージやスタンプを交換し、ごっこ遊びを満喫している」といった声が多く寄せられています。
一方で、ネガティブな口コミの7割以上は「乾電池の異常な消費スピード」と「画面サイズの小ささ」に集中しています。
「液晶付きのモデルを買ったが、単4アルカリ乾電池4本がわずか2〜3日で切れてしまう。エネループなどの充電池を用意しないと電池代だけで玩具本体の価格を超えてしまう」(40代父親・レビューより)
「大人のスマホの有機EL大画面に慣れているせいか、子供が『画面が小さくてタッチしづらい』と次第に遊ばなくなった」(30代母親・レビューより)
このように、子供の年齢とリテラシーに対して、ハードウェアのスペックや親側の維持管理体制が見合っていない場合に「買って後悔した」という不満が生じやすい構造が浮き彫りとなっています。