ネット上の相談コミュニティ(Yahoo!知恵袋や弁護士相談ポータル、SNSなど)を検証すると、非接触事故で後日警察から連絡を受けたドライバーの生々しい困惑と恐怖の声が多数寄せられています。
「路地から出てきたロードバイクが自車の目の前で急ブレーキをかけて転んだ。ぶつかっていないし、相手も立ち上がったように見えたのでそのまま出社したら、3日後に自宅へ警察署の交通課から電話が来て『ひき逃げ容疑で捜査している』と言われ頭が真っ白になった」(30代会社員男性の手記より)
「駐車場から道路に出る際、直進してきた原付バイクが驚いて転倒。自分は接触していないと確信していたが、警察署に呼ばれてドライブレコーダーの映像を見せられたところ、自車の頭の出し方が道路を塞いでいたことが明白で、過失運転致傷の疑いで調書を取られた」(40代主婦の相談投稿より)
警察から連絡があった後の一般的な呼び出し・出頭の流れは次の通りです。
- 警察からの電話連絡:「〇月〇日の〇時頃、〇〇交差点を通行しましたか?」という事実確認と、指定日時への出頭要請が行われる。
- 警察署への任意出頭・取り調べ:交通捜査係の取調室で、当日の走行状況、相手の転倒を認識していたか、なぜ立ち去ったのかについての詳細な事情聴取。
- 実況見分および車両の確認:警察署の駐車場などで車両の写真撮影、車体に接触痕や擦り傷がないかの鑑識作業、事故現場での立ち会い実況見分。
- 供述調書の作成・押印:警察官が聞き取った内容を調書にまとめ、内容を確認して署名・押印。
現場の取材や刑事弁護の現場検証から浮き彫りになるのは、「最初の事情聴取でパニックになり、嘘をついてさらに事態を悪化させるドライバーが極めて多い」という点です。「まったく見えなかった」と嘘をついたものの、後からドラレコの車内音声に「うわ、倒れた!」という本人の声が録音されていたことが発覚し、悪質な隠蔽とみなされて逮捕状を請求されるケースも実在します。