無意識にスワイプしてしまったり、仕事の電話と勘違いして受話器を取ってしまった場合でも、初期対応を誤らなければ被害を最小限に食い止めることができます。非通知着信に出てしまった時の対処法として、直ちに実行すべき原則は以下の3点です。
まず、通話がつながってしまった瞬間はこちらから名乗らず、第一声を発しないことです。「はい、〇〇ですが」と名乗ってしまうと、相手に電話番号と氏名がセットで記録されます。相手が無言である場合や機械音の場合は、そのまま無言を貫き、1〜2秒で自ら赤い通話終了ボタンを押してください。
次に、もし相手が「〇〇警察署の捜査員ですが」「あなたの名義で犯罪収益が動いています」などと高圧的に語りかけてきた場合でも、決して相手の質問に答えてはいけません。「確認のため生年月日とお名前を」「使っている銀行口座は」などと要求されても、「公的な連絡であれば文書で送付してください」とだけ伝え、問答無用で通話を切断します。
通話終了後は、速やかにメモ帳に着信時刻、相手の主張内容、声の特徴(男性・女性・機械音声)を控えてください。一度出てしまった番号は詐欺グループの「警戒優先リスト」に更新される傾向があるため、後述する着信拒否設定をその日のうちに完了させることが不可欠です。