今回の調査で用いられたのは、ミリ単位で地中構造を可視化する次世代型LiDAR(光検出と測距)および高精度地中探査レーザーだ。草木や盛り土の隙間をすり抜け、地表下の密度変化をリアルタイムで解析する技術である。
解析画像に浮かび上がったのは、既知の石室からわずかに離れた位置に存在する、長さ約6メートルにおよぶ長方形の空間だった。周囲は強固な粘土層で覆われており、未盗掘の副葬品坑、あるいは初期の別系統の埋葬スペースである可能性が極めて高い。現場の関係者は「過去数十年で最も高揚する発見だ」と声を弾ませる。