放牧が日本の食と酪農を変える!舎飼いとの決定的な違いと可能性

放牧が日本の食と酪農を変える!舎飼いとの決定的な違いと可能性

放牧が日本の食と酪農を変える!舎飼いとの決定的な違いと可能性にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

放牧で育った牛から得られる牛肉や牛乳は、栄養成分のプロファイルそのものが異なる。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)や日本草地学会が発表してきた一連の研究報告は、その優位性を明確に裏付けている。

学術プラットフォーム「J-STAGE」に掲載された複数の比較試験によると、放牧主体で育てられた牛の乳や肉には、抗酸化作用を持つβ-カロテンやビタミンE、体内の脂質代謝を促す共役リノール酸(CLA)が豊富に含まれる。最大の相違点は必須脂肪酸の比率だ。穀物飼育の畜産物ではオメガ6脂肪酸の比率が極端に高くなるのに対し、青草を食んだ家畜の脂質はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが「1対2」前後という理想的な数値を示す。黄味がかった自然な色合いのミルクや、赤身の旨味が凝縮した肉質は、青草の葉緑素と運動量がもたらす生理的必然の産物だ。

松本 悠斗
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松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。