どれほど評価の高いスポンジであっても、使用するファンデーションの剤形(テクスチャー)や形状との相性を無視しては真価を発揮できない。リキッドファンデーションスポンジ選び方において最も重視すべきは「スポンジの気泡密度」と「吸水性」である。
油分と水分の比率が高いリキッドやクリームタイプには、肉厚なしずく型やひし型の立体スポンジが適している。広い面(頬・額)には底面や側面を使い、先端の尖った部分を使って目元や小鼻のキワを仕上げることで、顔全体にプロのような立体的な陰影と均一感を生み出せる。
一方、固形タイプのパウダリーファンデーションには、NBR(合成ゴム)など適度なコシと密度を持つフラット型スポンジが欠かせない。柔らかすぎる3Dスポンジでパウダーを取ると、削れすぎて粉飛びを起こし、厚塗りの原因になるからだ。
また、近年愛用者が急増しているクッションファンデパフおすすめの基準は、「ルビーセル(湿式ポリウレタン)」素材の採用有無にある。一般的な乾式スポンジとは異なり、微細な気孔が均一に並んだルビーセルは、ファンデーションの水分蒸発を防ぎつつ、みずみずしいツヤを肌へそのまま転写する。パフが液を吸い込みすぎてカチカチになる現象を防ぎ、クッションファンデ特有のカバー力と透明感を最大化できる。