近年のヘアトレンドは、ダブルブリーチを駆使したハイトーンカラーや、インナーカラー、バレイヤージュといった高度なデザインカラーが定着している。表現の幅が広がる一方で、毛髪にかかる負担は過去最高レベルに達しているのが実情だ。
ダメージが深刻化した髪は、内部のタンパク質が流出し、スカスカの「空洞化」を起こす。この状態のままでは、どれほど美しいカラー剤を塗布しても色が綺麗に入らず、わずか数日で退色してしまう。だからこそ、カラー施術と同時に内部補修を行えるトリートメントの需要がかつてないほど高まっている。
最新のヘアサロンでは、カラーリングの前後や途中のプロセスにトリートメントを組み込む手法が定着した。薬剤によるダメージを最小限に抑えながら、透明感のある発色と濡れたようなツヤを両立させるための「保険」として、現場で最も信頼されている。